母校に通っていた時、学校の隣には球場とオリックスの室内練習場があり、
イチローが自転車で走って行くのをしばし見かけたものです。
当時はお互い神戸・総合運動公園にいましたが、今ではイチローは今頃NYメジャーリーグで素振りか何かを、筆者は東京・品川でソフトウェアデベロップメントを行っています。(まったく知り合いではない
18歳学生だった筆者が、同い年でプロ野球で頑張っている彼を見かけて以来なんだかとても応援しているのであります。
さて、そのイチローを見かける少し前、17歳の頃に衝撃的な番組と出会いました。
NHKスペシャル 電子立国 日本の自叙伝
2009年3月にDVD(全6巻、NHKエンタープライズ)が発売されています。
NHKスペシャル 電子立国 日本の自叙伝 DVD- BOX 全6枚セット
また、NHKアーカイブスやNHKオンデマンドで全ての回が見られます。
一部を紹介すると、こんなくだりです。
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米国でのトランジスタ発明のニュースが、昭和22年、焼け野原の日本に入った。物、金、情報もないままに、日本人技術者達はこの新技術の解明に荒唐無稽な努力を始める。第2回は過去の技術を完全に再現し、トランジスタ誕生と日本人技術者の七転八倒を描く。
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さあ、皆さんも観たくなってきたことでしょう。
先日、Google Japanに訪れた際、様々な会社のエンジニアがWebGLについてライトニングトークを繰り広げているのを拝見したのですが、イケてるエンジニアに出会う度、往年のテクノロジーの進化に胸を踊らせ青春期を過ごしたあの頃の熱い気持ちとなんら変わらない自分がいることに改めて気づかされます。
エンジニアの皆さんでご存じない方、また先人の電子技術の歴史に興味がある方は是非ご覧になってみてはいかがでしょうか。
家内の機嫌をとることや、住宅ローンの繰り上げ返済のことばかりに気を取られていてはダメなんだ。何がいいたいかと申しますと、それはずばり
ソフトウェアデベロップメントは最高に楽しい、
もし楽しくないとしたら、それはやり方が間違っているだけだ。
やはりここを強く言いたい。
筆者はバンドにばかり明け暮れた青春期でありましたが、やはり電子工学のその筋の血というか、あの頃、トラ技を読み、ベーマガを読み、白衣を着てクリーンルームでウエハーを切断していた人間だけが感じるものというか、うまく言葉に出来ずどうしようもない腕に刻み込まれた呪いのようなものがあるのであります。
過去に、有志でエヴァQを見ながらお酒を飲むという「エヴァQナイト」や「みうらじゅんの勝手に観光協会」を見ながらお酒を飲む「勝手にみうらじゅんナイト」、ポール・マッカトニーしかかけてはいけないDJバトル「ポール・ナイト」など個人的に少人数でのクラブイベントを行ってきた筆者ではありますが、そろそろ時期かなと。
このDVDを見ながらお酒を飲むという、「NHKスペシャル 電子立国 日本の自叙伝ナイト」を近々開催しようと思います。
DJはKraftwerkあたりをかけようかな。
参加者いるのか(笑