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2014年1月5日日曜日

マネジメントとリーダーシップ

あけましておめでとうございます、2014年がはじまりました。

なべち。@wd0214 です。

1994年から20年近く、UNIX、Webのソフトウェア開発に携わってきましたが、エンジニアらしく技術ブログを開始します。


このブログでは一般的な技術ブログとは趣向を変え、ソフトウェア・デベロップメントと、ロックやソウル、ポップ・ミュージックや現代アートとの親和性も少しずつ考察していきたいと思います。
また、万が一ですが私の息子がプログラミングなどを始めた時に役に立つようなものになればいいなと思います。
と、やるとなるといろいろ欲がでてくるものですがひとまずはじめます。

マネジメントとリーダーシップとは


さて、昨今話題の、マネジメントやリーダーシップという言葉ですが、

そもそもどういうものなのでしょうか。エンジニアリングとアジャイルの価値の観点から考察していきたいと思います。

あまりにも有名ですが、ピーター・ドラッカーによるシンプルな解説がありますので紹介します。


「マネジメントとは物事を正しく行うことであり、リーダーシップとは正しい事を行うことである」

ピーター・ドラッカー

Management is doing things right; leadership is doing the right things.

Peter Drucker

物事を正しく行い、正しい事を行う。


マネジメントができてリーダーシップがとれるということは、まさにこの一言に尽きるのではと思います。最初にこの言葉に出会った時はしびれました。会社などではこれに加え、「成果を出す」ということが役職者の条件になると思います。3つが揃っている人、かっこいいですね。

これからマネジャー職を目指される方には、参考にされると良いかもしれません。

顧客、会社、仲間、家族、友達 と一つ一つの約束をしっかり守り、期待を超える成果を出す。
経験上、この姿勢がある人とない人では、その後のエンジニアとしての成長速度がまるで違ってきます。

例えば、今とてもプログラミングスキルがあるように見えるエンジニアでも、朝は遅刻ばかり、一つ一つの約束が守れない人は数年後伸び悩み、プログラミング自体をやめてしまう方がけっこういらっしゃいます。


かわって、多少つまづきながら、なかなか要領を得ないように見える新米エンジニアでも、必死で自宅でも勉強し、朝は人より早く出社し、納期を守ることができる責任感のある方であれば、いつの間にか誰からも信頼され頼られる素晴らしいエンジニアに成長されている方を私は数多く知っています。


特別なことではなく、当たり前のことを当たり前に行い、習慣づけていくことが大切だとドラッカーは言っているのでしょう。


「エンジニアは5年待て」とよくマネジメント層に言ってきたものでしたが、今、開発がうまくできないエンジニアでもまじめにコツコツとやっていれば必ず一気に伸びる時が来るという意味です。


1984年、スティーブ・ジョブズはアップルの株主総会の開会宣言の詩としてボブ・ディランの「時代は変わる」という曲の歌詞を引用し、当時世界を支配しようとするIBMに対抗し、世界を変える救世主として「マッキントッシュ」を紹介しました。

「今日の勝者も 明日は敗者に転じるだろう 時代は変わる」





時代は変わる。

ディラン、やっぱかっこいいですね。繁忙期の3月にZeppツアーが予定されているようですが、正直めちゃくちゃ行きたいですね。


Hello,2014